（写真：THX/TTXVN）

ＩＭＦ・世界銀行年次総会で「世界の大半で『軟着陸』が視野に入っていますが、人々は景気の先行きについて明るい見方をしていない」と述べました。

ＩＭＦは２２日に公表した最新の世界経済見通しで、世界の成長率が今年の３．２％から２０２９年までに３．１％に低下し、２０００─１９年平均の３．８％を大きく下回ると予想しました。

同時に、ＩＭＦの「財政モニター」によりますと、世界の公的債務は今年、初めて１００兆ドルを超える見込みです。公的支出拡大を求め、増税を敬遠する政治的ムードが強まる中、債務増加傾向が続く見通しといいます。

ゲオルギエワ氏は「世界経済は低成長・高債務の道から抜け出せなくなる恐れがある」とし、「所得低下と雇用減少を意味する。政府の歳入減少も意味するため、家計向けや気候変動など長期課題に対処するリソースが減少する」と述べた。